切除した部分の病理検査結果と退院後の生活について執刀担当の先生から説明がありました。
病理検査の結果は、
・腎細胞ガン(淡明細胞ガン)
・グレード2(グレード1~3があり、1が良性、3が悪性なので中ぐらいの悪性)
・断端陰性(ガンは取りきれた)
との事でした。
戸田中央病院での検査のときから、腎細胞ガンの可能性が高いといわれ続けてきたので大きなショックはありませんでしたが、『やっぱりなぁ・・』って感じで先生の説明を聞いていました。
ガンの部分は取りきれたので、今後の追加治療(抗がん剤等)はなしです。
これは良かったです。病棟には抗がん剤治療で大変な思いをしている人たちが沢山いて、辛さを診てきたので、治療中の方たちには申し訳ないのですが、安心しました。
それでも、再発の可能性があるため、3ヶ月毎の検査を今後5年間行う事になります。
検査項目は、
・採血
・検尿
・胸部2方向のレントゲン
・胸部CT
・シンチグラフィー
です。(2万円コースですね・・・)
6年目から10年目までは、1年に1度の検査になって、10年目以降は任意だそうです。
また、退院後の生活ですが、今回、結構腎臓の深い部分まで切除したので、血尿・感染・出血の可能性が高い状態になっているそうです。単身赴任で埼玉に戻ることも考慮して、10月一杯は自宅での療養を勧められました。
手術一ヶ月目の検査が28日(火)に設定されていることもあるので、埼玉での仕事初めは11月4日になりそうです。
埼玉に戻ってから、血尿等が出た場合の対策として、一度、戸田中央病院での診察も受けて欲しいとも先生に言われました。
どのような手術・治療を行なったかの手紙も書いて持たせてくれるそうです。
困ったことがあれば、泌尿器科病棟のナースセンターに電話してくださいとのことでした。
いろいろと配慮してもらえてありがたいです・・・・・
戸田中央病院に肺炎で入院したときも感じていたのですが、北大病院でも先生や看護師が患者に接する態度は、僕が持っていたイメージを変えるものがありました。
日野原先生のLiving Long,Living Good(生きかた上手)に書かれていた、『病気を治す』のではなく『患者を治す』を『患者の気持ちを大切にする』ことをとても大事にしているんですね。
不治の病とか言われる『ガン患者』になっても、落ち込んだり、ふさぎ込んだりしなかったのも、このおかげなのかも知れません。
明日は、10時30分までに退院しないといけないのですが、嫁さんが迎えに来てくれるのは14時過ぎなので、暇をもてあましそうです・・・・
支払い金額もちょっと怖いし・・・・
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