2008年9月28日日曜日

入院4日目(手術前日)

いま、日野原重明先生の『生きかた上手』をラダーシリーズで読んでます。
結構、いい話が書いてあります。さすが90歳を超えても現役医師を続けている大先生です。
Sensitive to unhappiness, Insensitive to happiness.
という話があり、不幸には敏感だけど、幸福には鈍感とでも訳すのでしょうか?これにはちょっと考えさせられました。
確かに腎癌の手術をするのは悲しいことですが、不幸って訳でもないかな?と思えるようになりました。嫁や娘がそばに居てくれるし、皆さんからも心配してもらっているし。結構、恵まれた入院患者なんですよ・・・ある意味、幸福なんでしょうね。

今日は、手術前にお風呂に入って体をきれいにしておいて下さいといわれたので、しばらく入れないと思うので入念に洗ってきます。
夕方から点滴と言われていたのですが、点滴用のカテーテルを刺すだけで薬は明日の朝からみたいです。
座薬は予定通り20時頃に行なう予定で、出し切れない場合はカンチョウするそうです・・・・
気がかりなのは、その説明をしてくれたのが男性の看護師ってことです。 orz

18:25 追記
座薬を看護師さん(男性)から受け取りました。
『一人で出来ます?』と聞かれたので『得意です。』と答えておきました。
夜20時に一回と、明日の朝6時に一回だそうです。

明日の手術は、2例目ということで14時くらいから開始予定とのことでした。

18:25 追記
嫁と次女が洗濯物を取り来てくれました。
嫁と長女は明日休みなので、手術に合わせて来てくれるのですが、次女は明日学校があるので見送ってもらえません。ちょっと別れ際にウルウルしそうになりました。
そんな父親を後に、『帰りに元町ジャスコで服見てく♪』と明るく次女は帰っていきました。

明日は無理だと思うので、次回のブログ更新は、明後日か明々後日でしょうか?

2008年9月27日土曜日

入院3日目

昨夜の手術詳細説明は、2時間近くかけて説明してくれました。
かなり具体的に生々しく説明してくれたので、ちょっとクラクラしてしまいました。
昔から、自分の血を見ると気分が悪くなってしまう方なので・・・・
(若い頃、献血しにいって自分の血をみて気分が悪くなってしまい、一日献血バスで寝ていた思い出があります・・・)
一番怖そうなのは、背中に刺す麻酔の注射です・・・・

説明が終わると、かなりの数の同意書や承諾書を渡されました。
輸血することの同意書や特定生物由来製剤の使用に関する承諾書は予想していたのですが、『緊急救命士による気管挿管実習の承諾書』ってのもありました。これは、救急車に乗務している消防署の救急救命士さんが現場で行なう前の最終実習だそうです。
また、これ以外に承諾書等は無いのですが、手術後のお世話を教育大の学生に体験実習させてあげてほしいとの申し入れもありました。最近は学校の先生でも介護の実習が必要になるんですね・・・
少しでもお役に立てればと承諾したのですが、嫁には『なにか失敗されたらどうするの!』と、後で文句を言われましたが・・・・

苦労して外した結婚指輪ですが、『無くすと困るから、私が預かる。』と嫁が持って帰ったのですが、今日現れた嫁を見ると、ネックレスに指輪を通して『遺品』のような扱いをされてました・・・
『なんか思い出の品みたいだよ。』というと、『やっぱりそうかな?』と、とぼけた嫁でした・・

明日(手術前日)からは点滴が始まるので、自由に動き回れるのは今日が最後になりそうです。

2008年9月26日金曜日

入院2日目

『24時間クレアチニンクリアランス』が10:35で終わりました。飲んだ量:1700ccで、出たオシッコの量が2000cc。飲んだ以上に出てます。こんなに腎臓は頑張っていたんですね。感謝です。
『24時間クレアチニンクリアランス』は終了したので、ビニール袋にオシッコをためる必要はなくなったのですが、『水分出納表』への記録が必要なので、トイレはMyオシッコ計量カップが置いてある病室近くのトイレじゃないとダメです・・・・
暇で病院の中を探検しても戻ってこないといけないので、トイレの場所を躾けられたペットみたいな気分です。

11:00からは麻酔科の診察を受けました。手術の際に『全身麻酔』と『硬膜外麻酔』をするのですが、それらの麻酔に関する説明を受けました。
説明の内容は、『極稀に○○のような症状を起こす患者さんがいます』みたいな内容ばかりでした。
ちょっとビビリました・・・・

お昼からは、『教授回診』があって、ぞろぞろと30人近くの医者・看護師・学生?が入ってきました。
白い巨塔の世界です・・・
『月曜日の手術頑張ってくださいね。』と教授に声をかけられましたが、『頑張ってほしいのは先生達のほうです。』とは言えませんでした。

今日の夜、18:00から執刀してくれる先生からの説明を嫁さんと長女と一緒に受ける予定です。

2008年9月25日木曜日

ついに入院1日目

あさ9時半に嫁さんの運転で北大病院に到着です。
入院手続きを済ませて泌尿器科の病棟に上がって、病室に案内してもらいました。
4人部屋の窓側のベッドになりました。泌尿器科病棟では個室が4部屋位しか無いみたいで基本的には4人部屋での入院になるそうです。
但し、手術直後は『回復室』と言う名の個室に入れられてしまうので、『手術後数日は個室を希望』していたので差額も取られず希望通りになりそうです。

担当の看護師の方(結構僕好み・・)から手術までの流れを説明してもらいましたが、説明の中にあった『あんな事やこんな事』を、担当の看護師にされるかと思うと、隣に嫁が居たのですが、赤面してしまいました・・・

手術に向けて、結婚指輪を外しておいてくださいと看護師さんに言われました。僕が返事する前に嫁さんが『太って抜けないんですよ。』と返事したのですが、ちょっと頑張って引っ張ると指輪が抜けました!!
一時期は、指輪を切るか、指を切るしかないなと思っていたのですが、ダイエットの成果なんですかね・・・

午前中は採血と採尿を行ないました。尿の出具合に関しては今後24時間で、どれだけ飲んで、どれだけ出たかをチェック(24時間クレアチニンクリアランス)する必要があるらしく、おしっこ全てを計量カップで受けて、自分専用に袋に溜めていくことになりました。
大体1回のおしっこで、300ccくらい出るんですね・・・・はじめて計りました・・・

午後からは検査になるので、嫁さんを家に帰して
・胸部、腹部のレントゲン
・心電図
・呼吸器検査
を行なってきました。
今日は、もう検査なしなので晩御飯(18:00)を食べて、寝る(21:00消灯)だけです・・・

明日は、麻酔科受診と手術詳細説明がある予定です。

P.S.
お守りちゃんともって来ましたよ。ありがとございます。
僕を守ってくれるお守り達
・帝釈天のお守り
・神田明神のお守り
・上野弁天堂のお守り
・聖ペレグリンのメダイ
・芦別神社のお守り
・教えてもらった言葉:[南無真如一如大般涅槃経]

2008年9月15日月曜日

新しい体重計買いました。

今まで使っていた体重計が突然、88.8Kgとしか表示しなくなってしまったので、新しい体重計を買ってきました。
今までの体重計は200グラム単位での計測だったのですが、今回のは100グラム単位です。
本当は50グラム単位まで計測できる機種が欲しかったのですが、予算オーバーだったのであきらめました。
でも、100グラム単位まで計測できるのは今までの体重計と精度が全然違いました。
今までの体重計だと、オシッコの前後でも体重表示に変化がないことが多かったのですが、今回の体重計は出た分だけ表示が減るんです。ちょっとビックリでした・・・・

で、現在の体重ですが77.4kgでした。嫁には75kg以下にしろと命じられています・・・
まあ、入院・手術後は、75kg台は楽勝だと思いますが・・・・

入院まで、あと10日。手術まであと2週間になりました。

2008年9月5日金曜日

北大病院から電話がありました

今日、お昼頃に北大病院から電話がありました。
『9月10日の手術スケジュールに空きが出たので、いかがでしょうか?』って内容でした。
10日の手術のためには明日(6日)の入院となるので、結局はお断りしましたが・・・・
僕も嫁さんも29日向けて、仕事の調整や心の準備をしていたので、ちょっと無理ですよね・・

むぅ~ん。でも、変更した方がよかったのかなぁ・・・・